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これは隠れた名演ではないか。 @niftyのFCLA(クラシック音楽フォーラム)で推薦する人がいたのでゲットしてきたもの。 これが大当たりの1枚だった。
曲の細部まで浮き上がらせるような演奏... というと分析的なイメージを持つかもしれないが、これでまたとても熱っぽく、堂々たる演奏を聴かせてくれる。 ゴシック形式の建造物のようでもある。 ミネアポリス交響楽団も先のラフマニノフのバックでのちょっと気のない合わせ方とは違い、ノリノリみたいだ。 しかし、アメリカのオケ特有の軽いノリではなく、重心のすわった堂々たるものだ。
1961年録音だが LIVING PRESENCE で下手なデジタルよりも音が息づいている。 とってもライブな音で奥行き感があって、それもこの名演を支えていると思う。