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'96.7.11 (2000.3.4)

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番

スベトラーナ・スタンツェヴァ(ピアノ)
アルベルト・リッツィオ指揮モーツァルト・フェスティヴァル管弦楽団
省心書房 <現在はディアゴスティーニ>(CC-046)
 

2週間に1回発売されている(バッタもん)CD付きのクラシック音楽雑誌の今回はモーツァルトのピアノ協奏曲第23・20番他だった。

はじめに20番を聴いて... 「ふーん」というだけの感想だったから、期待せずに聴いた23番には吃驚。 この躍動感にあふれる演奏にちょっとハマってしまった。

特に第3楽章は一気に駆け抜ける爽快感がある。第1楽章もよーく聴くと(楽器のせいかな)細かい各木管楽器のニュアンスには不満は出るが、オケも序奏から期待させる好調ぶり。 全般的にコクやタメに乏しいが、モーツァルトらしく好きにワーとやっちゃってるー、てな感じかな。

ピアノの音がやけに明るく響いているわりに残響が少ない。1本調子といえなくもないけどね、深刻にならなくていいや。 これは「あたり」やったね。

 
2週間に1回発売の「The Classic COLLECTION」第46号 \890<現在910円>
この録音は、正体不明録音であることが後日判明した。

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