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ウォルトンが2曲作曲したオペラの2作目「The Bear」は、1幕ものの狂想的音楽劇であり50分ちょっとの作品。 ウォルトンが1967年に作曲したもの。本CDもバーゲン・ワゴンからの救出品。
不安をかきたてるような弦とファゴットなどの和音から始まり、POPOVAの泣き声でおやおや... とますます不安な始まりかた。 全般的に暗い感じの曲が多く、盛り上がりにも欠けるような気がする。 しかし、7曲めのPOPOVAの歌う I was a constant, faithful wife が聴きもの。 デッラ・ジョーンズが表情たっぷりに歌うこのアリア? が気に入った。
よーするに分かりやすい曲でないといかん、ということかも。 何より解説書も読めない英語力では(失笑) しかし曲そのものは難解なものでなく、単に耳馴染みしてない、ということなんだろう。