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吹田市交響楽団 サマーコンサート |
いつかどこかで聴いた曲(戻る)
吹田市交響楽団 サマーコンサート
2000年8月27日(日) 14:00 吹田市文化会館「メイシアター」大ホール
第1部
ワーグナー:ワルキューレの騎行
J.シュトラウス:常動曲
バッハ:「トッカータとフーガ」より
オッフェンバック:「天国と地獄」序曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」より第2楽章
グリーグ:「ペールギュント」より朝
エルガー:「威風堂々」第1番
第2部
Let's Try −−− あなたも名指揮者!
第3部
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」より第4楽章
指揮:新谷 武(第1部)
指揮:米山 信(第2・3部)
毎年夏の楽しみとなりつつある吹田市交響楽団のサマーコンサート。 気軽に楽しめるところが嬉しい。 今年のテーマは「いつかどこかで聴いた曲」とのことで、いつもより客席が埋まっていたようだけど、それでもメイシアターに6割位だろうか。
さて第1部は、上記のとおり7曲が演奏されたのだがプログラムには「作曲者」「タイトル」「説明」が書いてあるクイズ形式。 演奏される曲からこの3つを組み合わせて回答するわけだが、第1部が終わるまで正解は明かされない。 正解が分からないと文字通り「いつかどこかで... 」となるわけであるが、全問正解したので一応父親としての威厳は保てたと思う。 演奏は山あり谷ありだったけれど、楽しければそれでいいし、またそのような曲たちだと思う。 長く待たされた(?)天国と地獄のあの有名なメロディが出てくると会場が一気に和んでいた。
第2部は恒例の指揮者コーナー。 5年間の思案の末に出てきたオジさんの天国と地獄に会場はオオウケ。 また少々遅いインテンポで繰り広げられた少女指揮者の常動曲は(最後は案の定テンポは緩んだけど)インテンポの面白無さがよく見えた。 そして何より超超スローな威風堂々ではオケが崩壊寸前で踏み止まるのがもうスリル満点だった(オケはとても苦労していたけれど)。 色々な発見のある指揮者コーナーはとても面白い。
そして第2部から引き続いての第3部は、キリっとしたドヴォルザークを好演。 来年早々の次回演奏会でのマーラーの「復活」への弾みをつけた、というところだろうか。 どのような「復活」になるか今から楽しみである。