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吹田市交響楽団 サマーコンサート2012 |
ちょっとした緊張感、より面白く(戻る)
吹田市交響楽団 サマーコンサート2012
2012年8月26日(日) 14:00開演 吹田市文化会館メイシアター・大ホール<第一部>
ヴォーン・ウィリアムス:グリーンスリーヴスによる幻想曲
ヘンデル:水上の音楽(ハーティー版)
ビートルズ:ビートルズ メドレー (Bruce Healay編曲)
<第二部>
指揮者コーナー
<第三部>
ブリテン:青少年のための管弦楽入門
(アンコール)
エルガー:「威風堂々」第1番
指揮:米山 信、新谷 武
夏休み最後の日曜日は、吹響のサマーコンサートが定番となっています。 今年のテーマは、ロンドン・オリンピックにちなんで英国音楽特集。 知っている曲ながら、なかなかナマで体験できない曲が並んでいる良い機会。 楽しませて頂きました。
今回のサマコンは、プロ・ナレータの矢野安里さんによる司会・解説も付く豪華さ。 「青少年のための管弦楽入門」も解説付きのバージョンでの演奏で、ナレーションしている間にオケが音をゆっくりと伸ばして出待ち、解説が終るやいなや演奏を進めるのを実際に見ていると、ちょっとした緊張感も伝わってきて、より面白く聴けたように思います。
当然のことながら、演奏もまたしっかりとしていました。 第2部までは米山さんによる端正な演奏、第3部とアンコールは新谷さんによる粘着質っぽい指揮によって演奏の違いも出たのではないでしょうか。 面白く聴けました。 なかでも「青少年のための管弦楽入門」って、中学校での音楽の時間、必ずと言ってよいと思いますが音楽室で聴かされる名曲ですが、実際にオーケストラが演奏するのをナマで聴いたのは、初めてじゃないかしら。 いい経験させて頂きました。
お馴染みの指揮者コーナーは、いつもながら米山さんの司会進行、独壇場ですね。 楽しませてもらいました。 今年のお題は、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の第1楽章と、第4楽章からの選択。 「運命」第1楽章をお題としたのは、先月の天理シティオケでのサマーコンサートと同じながら、指揮方法は全く正反対のアプローチ。 米山さんは、休符やフェルマータの処理を説明し、指揮法の簡単な説明をしていました。 でも皆さん、結局は適当に振るので・・・オケが拍を取るのに難儀しているのはこのオケでも同じ。 「このコーナー毎年やっています。 来年は拍をとる訓練してからやってきてくださいね」そんな米山さんらしい(?)コメントも飛び出しました。
また来年もやってきましょう。
以下、未稿