オペラ・ミュージカル指揮者。
1994年大阪音楽大学コントラバス科を卒業。在学中よりオペラ指揮者として研鑽を積み、これまでにオペラレパートリーも50演目を越える。2001年には、年間オペラ公演回数が日本人第4位に入るなど、その地位を確立している。
管弦楽では、京都フィルハーモニー室内合奏団、エウフォニカ管弦楽団を中心に芸術鑑賞会を全国展開一方、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、大阪交響楽団、オペラハウス管弦楽団等を客演。また、岐阜県交響楽団、堺フィルハーモニー交響楽団、京都府立医科大学交響楽団、神戸大学交響楽団等との定期演奏会を客演指揮するなど、アマチュアオーケストラの分野においても貴重な存在となっている。さらに、大阪市音楽団、ナゴヤ・ディレクターズ・バンド等の吹奏楽団との関係も深く、その分野でも注目を集めている。
近年はミュージカルにも活動の場を広げ、1999年の「ラ・カージュ・オ・フォール」を皮切りに、「マイ・フェアレディ」「レ・ミゼラブル」(いずれも東宝)「ペテン師と詐欺師」「The
Musical AIDA」「キャバレー」のロングラン公演全国ツアーを成功させ、ライヴCD、DVDを発売。また、岩崎宏美、今陽子、ダ・カーポら実力派シンガーとの共演も多く、コンサートでは軽妙なトークも話題となっている。2010年には京都フィル、湖笛の会(フルート・オーケストラ)と共に韓国光州国際音楽祭に招待され、世界的フルート奏者フィリップ・ピエルロ氏らと共演。クラシックにとらわれない幅広いジャンル、年間200公演近くに及ぶ実績と、繊細且つダイナミックな指揮は、多くのファンを魅了し続けている。
指揮を湯浅勇治氏をはじめ、松尾葉子、広上淳一、辻井清幸の各氏に師事。現在オーケストラMFI指揮者。
(2012/9/22現在)