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これは1971年録音のアナログ録音の旧盤。しかし、チェコフィルの魅力が味わえる1枚。 確かレコード・アカデミーを取ったと記憶している。
チェコフィルはオーケストラ独特の響き、特に艶やかでかつ迫力のある低音金管楽器がいいなぁ。 なんというのかな、弦楽器も含めて琥珀色とでもいうような深みのある音色(うーん、分かったようで分からない表現だこと)。
特にこのドヴォルザークの曲は、手慣れたお国ものだから、余裕も迫力もあって聞きごたえがある。 お国もの、とはいえ妙にギトギトした感じではなく洗練された響きに聞こえるのはノイマンだからかな。 平凡かもしれないが平凡がけっして悪いとは言えないと思える1枚。